割り箸を煮込んだ美味しいやつ。

割り箸を煮込んでもメンマはできません。

4月エロゲを買いました。

 みなさんいかがお過ごしでしょうか。ついに来ましたね、4月の月末が…。そう、28日は俗にいうエロゲの日でした。

今月は金曜日が祝日なので木曜日の28日がエロゲの日となり、雨の中濡れて穏やかじゃないスメルを増幅させたおたくがぬるぬると秋葉原を闊歩し、エロゲコーナーで合体していました。今月もくさかった。嫌な顔ひとつせず接客をするエロゲ担当店員の皆様にはいつも申し訳ないやら尊敬するやらの気持ちです。せめてみんなお風呂くらいちゃんと入れよと思います。俺は基本的に毎日きちんとお風呂に入っています、念のため。

 

 

●レビュー

はい、では本題に入りましょう。今月は金欠もあったので、2本のみの購入となりました。

・ワガママハイスペック

・戦国†恋姫X

以上の2本だけになります。気になっていたのは他にもあったものの……あ、一歩先の配信となった真剣で私に恋しなさい!A-5も入れれば今月は3本ですね。ただし今回のレビュー対象からマジ恋A-5は除外させていただきますのであしからず。理由はまぁすぐわかるよ。

 

 

・ワガママハイスペック

 まずワガママハイスペックについて。

70点、ですね。

まず開封前に匂いを嗅ぎましたが、スタンダードな無臭タイプ。多くのエロゲパッケージと同じ、紙箱タイプです。厚紙ではなく、ボール紙のタイプですね。表面仕上げはサラサラタイプで、艶テカPP加工や薄くざらつきを感じるものではなかったです。感触はサラサラタイプが一番好き。(どうでもいいですが厚紙のサック式箱は開封時にちょっと耳が曲がっちゃったり折り目がついちゃうことが多いので(俺が不器用?)個人的には堅牢性と香りに優れるボール紙が好きです)

 続いて開封。シンプルな構成の中身(薄いマニュアルと、その他チラシ・ハガキ的な紙類、ゲームディスク)で雑味のない香りのボール紙やチラシのインクの匂いの中に、じんわりと体に染み入る新品DVDの石油系スメルが深みを出していました。半勃起。

綺麗にまとまった、素直でいい香りだと思いますね。

 

 

・戦国†恋姫X

 次に戦国†恋姫Xについて。

評価が難しいところでしたが…78点、でしょうか。好みでブレますねこれは。

パッケージとしては、一般的なエロゲのような紙箱に入ったタイプではなく、厚みのあるDVDトールケースと言えば良いでしょうか・・・硬質ケースを紙のシートで包んだタイプでした。よって、開封前の香りは無味無臭。

ただし、外側の厚紙についてはケースからスルッと外した内側を嗅いでみたところ、印刷・加工のある表面と違い素の紙の香りが楽しめる仕上がりとなっており、ここでようやく「お前も色を持っているな」と思えて安心できました。

 そして開封。あ^~これ、これですよ。新品の精密機器を買った時に近いような香り。2枚組ディスクの香りをパッチリ閉じ込めていたケースが開放された瞬間、体の中に染み入ってくる盤面の匂いがイイ。深呼吸してよだれが出そうになってしまった。

やはり登場キャラが多い作品なだけあって、エロゲにしては濃いめの香りですね。もちろん電子部品(というか基盤とか)の香りのほうがコクも濃さも上手なのですが、ことエロゲの中では濃い方に入るでしょう。というのも、紙箱方式等では通常1枚づつ透明ケースに入れてビニールで封をする方式で販売されていますが、戦国†恋姫Xについてはパッケージ自体がケースと言える形のため、ケースを開けたらもうディスクの香りがするわけですね。しかも本作は2枚組。その香りを狭い空間に密閉していた、ということで…素晴らしい工夫ですね。ここに技工点をつけた形となります。

もちろん数枚ペラ紙・ハガキ等の紙媒体も入ってはいるのですが、こうした紙媒体が少ないことが功を奏し、雑味を減らしコクを出す結果となったのではないでしょうか。やるな、BaseSon。しばらく恋姫がDL版のみだったから匂いを嗅げずに寂しかったぞ。

 

 

 

・おわり

 というわけで、今月は少なかったのですぐ書けるだろうと思い、今まではどこにも記録に残さず楽しんでいたエロゲパッケージの香り評価を書いてみました。基準点がだいたい65~70点くらいの感覚として捉えていただければと思います。

みなさんもぜひ今後は、エロゲのパッケージごとの香りの違いについて少しだけ意識して楽しんでいただければと思います。だんだん香りの違いで自分の好みがわかってくると思いますし、パッケージ構成を観察して意味もなくテンションを上げるのもいいと思います。

本ブログがみなさんのエロゲを買う楽しみの一助となり、そしてエロゲ業界がほんの少しでも今より活気あふれる業界となれば幸いです。

 

 

 

みんなも目指そう、エロゲパッケージスメルソムリエ。