割り箸を煮込んだ美味しいやつ。

割り箸を煮込んでもメンマはできません。

日清の『カレーメシ』における規範意識への裏切り、及びお料理ベタを生み出しインスタント食品の普及促進を推進する行為を許すな。

お久しぶりでもないです、menmanistです。

さて本日は、あの大企業『日清』の壮大な日本の食卓を支配するための計画に気づいてしまったため、本記事によってそれを告発しようと思います。もし本記事が後日削除されることがありましたら、そういうことだと思ってください。

 

● さっさと話せ

 さて、皆さんはカレーメシ、という商品をご存知でしょうか。というか食べたことがあるでしょうか。

あの株式会社セガ・インタラクティブ国民的大人気アーケードゲーム三国志大戦」とコラボしたこともある商品なので日本国民の8割くらいは認知している商品だと思いますが、念の為説明すると簡単にいえばお湯を注いで作るカレーライスのことです。

ちなみに正確にはカレーライスではなくて…2013年に1度「カップカレーライス」という名称で発売したものの、完成するモノが米とカレールーが混ぜ合わされたものなのでコレはカレーライスではない、ということでカレーメシとなった経緯があります。あと最初は水いれてレンジでチンする商品でした。そんなどうでもいいオタク向けカレーメシ知識は置いといて。

 

 

● いい加減本題に入れ

 はい、というわけで本題なのですが、カレーメシ皆さんは食べたことあるでしょうか?

確かに美味しい、美味しいのは悔しいが認めなければならない。しかし・・・1点気づいた事があったのではないでしょうか。そう・・・

 

カップ内の線に従ってお湯を注ぐとシャバシャバに出来上がる

 

ということに…

 

しかしここは大企業日清食品、姑息にも表向きの方便・言い訳を用意しており、周到に用意された以下の「カレーメシ」ページにて、お湯を注いで5分後蓋を空けた時点ではシャバシャバだが、混ぜる事によってドロドロのちゃんとした本格カレーになる旨の主張がなされています。

www.currymeshi.com※2019/11/07 04:20閲覧

 

しかしだ。

 

俺が言いたいのは。

 

かき混ぜたあとも。

 

シャバシャバだと言うことだ。

 

こ れ は カ レ ー お じ や だ 。

 

 

我々が望むのはカレーメシ、カレーライスとは似て非なるものではあってもカレーが食べたいのである。そこに求むるはスープカレーではないのだ。カップヌードル飯の方はまだわかる、アレはカップヌードルを食べた後の汁にライスを突っ込んだおじや的サムシングを最初からメインで食べられるようにしましたよというコンセプトと考えればむしろそれが普通であるとも言えるのであるがしかしカレーメシについてはカレーライスを目指した経緯すらあることからも明らかに目指しているのはカップヌードルカレーの汁にごはんを投入したものではなくカレーライス的なモノを目指しているはずなのだ。(早口)

 

つまり、カレーメシの規定の線は完全に間違っており、設計ミスをひた隠しにするどころかコレが仕様なんですよと喧伝する日清食品は早々に自らの誤ちを認め、商品を改善するべきなのである。

 

 

● なんでそんなに怒ってるんだ

 少しお湯を少なめにすれば美味しいカレーメシが出来る、勝手に調整すればいいだろう。これまでの訴えを読んだ方々はそう思ったかもしれない。しかしだ。

我々日本人は常にルールを守るよう教育をされてきた。小学生時代、廊下を走っては怒られ、順番を守って並ぶことの重要さを徹底して刷り込まれ、時には教室の前後にあるドアのどちらが入り口でどちらが出口まで強いる教師もいた(理由の説明もないので納得いかなかったしほぼ意味をなさなかったが)。

そう、そして俺はド深夜に車どころか自分以外だれも歩行者がいないときですらきちんと信号を守るような男に育ったのだ。偉いでしょほめて。

 

こうした日本の教育を受けた我々に対し、そうそう気軽に『規定で定められた線』を破れというのは簡単なことではない。しかもこと料理においてはレシピ本にある分量や時間を守る事が重要なのである。

製菓などの経験がある人はこうした分量について正確に守る重要性が分かることだろう。ちなみに俺は無い。

 

料理のアレンジというのは基礎が出来て初めて可能なことなのである。素人が基礎を固めず突然アレンジをすること、それはつまり料理という行為を錬金術へと変化させるチャレンジなのである。お手本や教本を素直に記載通りに従って成功したらアレンジをするべきなのである。基礎がわからないのにアレンジするからマリオストーリースペシャルイチゴケーキを食べたヘイホーが嘔吐することになるのだ。

 

 

つまり、日清食品はカレーメシの規定のラインをあえて多めのラインとすることで日本国民の規範意識を緩ませ、アレンジすることは当然であるという刷り込みを通して日本国民の料理スキルを壊滅させる目論見があることは明白なのである。

料理スキルが壊滅することによって得をするのはインスタント食品業界であることは言うに及ばないだろう。

 

 

そう、日清食品はカレーメシによって日本の食卓を支配しようとしているのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・と、毎回気をつけようと思っているのにきっちり線までお湯をいれてしまい、後悔しながら思うのであった。

日清さんちょっとだけ線の位置を下げてくれないかなぁ